阪神淡路大震災があった平成7年に弁護士になりました。平成8年11月までは神戸にいましたが、同年12月から姫路で独立開業しました。
先物取引被害事件以外に、欠陥住宅被害、医療過誤、証券被害などの救済活動に取り組んでいます。

公設市場における商品先物取引は、国家が設営・監督しているにもかかわらず、その内実は非常に問題のある取引制度です。先物取引に引きずり込まれた一般の顧客はその殆どが、こつこつ貯めてきた金融資産の大部分を失って退場して行っているのではないでしょうか。これは国家的詐欺と言っても良いかも知れません。

そして、このような問題のある取引きに引きずり込まれた顧客に対し、大幅な過失相殺をし、損害賠償額を減じて、先物取引会社を保護する裁判所の態度にも疑問を呈さざるを得ません