第7章 その他の先物被害
Q51 海外商品先物取引とはどのようなものか
A51

海外商品先物取引とは、外国の商品取引所における先物取引のことで、顧客の注文を受けた日本の業者が外国の業者に注文をつなぐという先物取引のやり方です。
先物取引被害の多い海外商品先物市場は、ニューヨーク、シカゴ、ウィニペッグなどです。
海外商品先物取引業者の中には、顧客の注文を本当に海外の商品先物市場へつないでいるかどうか疑わしいところもあります。

Q52 海外商品先物オプション取引がローリスク・ハイリターンな取引というのは本当か
A52

確かにオプションの買い手の損失は、買い付けたプレミアム価格に限定されていて、短期間に大きな利益が得られる可能性のあることは事実です。
しかし、むしろ海外商品先物オプション取引は、高額な手数料に加えて短期間に投資金額全額を失う非常に投機性の高いハイリスクな取引であるといって差し支えありません。そもそも、「ローリスク・ハイリターン」な取引などというものは存在し得ないのが経済の大原則ですから、このような勧誘を信じてはいけません。

Q53  外国為替証拠金取引とはどのようなものか
A53

顧客が取扱業者に対し一定の証拠金を預け、証拠金の何倍もの外国為替取引を行なうことを言います。
外国為替証拠金取引は、少ない投入資金で多額の取引を行なうことから、わずかな為替相場の変動によって多額の損失を被る可能性があります。また、株式や商品先物のような取引所が存在せず、すべて相対取引となるために、取扱業者側で自由に取引条件を決めることができる危険な取引です。
最近は、外国為替証拠金取引についての被害が多発しており、しかも、業者も次々と破産しているということもあり、被害に遭われた方は、早く弁護士の相談することをお勧めします。

 

【姫路先物取引被害研究会事務局・連絡先】
〒670-0948 姫路市北条宮の町385 永井ビル5階

事務局長 弁護士 加 藤 恵 一
電話 079-222-0522 FAX 079-223-1167