第5章 仕切をめぐる先物被害
Q40 取引をやめたいのに担当外務員が応じてくれないがどうすればよいか
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電話の場合、一方的に「やめる」と仕切指示を伝えて電話を切り、その後にすぐ、先物業者の管理部と日本商品先物取引協会にも取引をやめたことを電話で連絡しておくのがよいでしょう。
電話の内容は、できる限り録音しておくことが大切です。
電話では、はっきりと断る自信がない方の場合は、FAXや手紙を出すという方法もあります。それでも応じてもらえない場合には、弁護士に相談してください。

Q41  「ストップ安で売り注文が通らない」と仕切ってくれないがどうすればよいか
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商品取引所では値幅制限があるため、仕切り注文が成立しない場合はたしかにあります。
しかし、先物業者の中には、仕切拒否・回避のため、実際の相場状況とは異なる虚偽の事実(ストップ安)を伝えて、取引を継続させようと画策する悪質な業者もいますので、外務員の言葉を鵜呑みにするのは禁物です。
現在の相場状況がストップ安であるかどうかは、インターネットによっても簡単に確認できますので、実際の相場状況を確認することをお勧めします。

Q42 担当外務員が不在で建玉の決済ができないと言われたがどうすればよいか
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典型的な仕切拒否です。
その先物業者は、取引を継続させるために虚偽の事実を申し向けています。

Q43 損金を支払うまで取引をやめることはできないのか
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建玉について損が出ていても、直ちに取引をやめることはできます。
取引を止めるかどうかは、顧客の自由です。
損金が出ていても、損金の清算の有無にかかわらず、取引をやめることができるのです。

Q44 「取引をやめたい」と告げたところ新しい取引を勧められたが応じたほうがよいか
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損を取り戻そうとして傷口を深め、全財産をなくした人が大勢います。
「やめたい」と決めたならば、担当外務員の勧めに負けてはいけません。あなたの意思を貫いてください。

 

【姫路先物取引被害研究会事務局・連絡先】
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事務局長 弁護士 加 藤 恵 一
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